さらに別の見方

前提として、香川はドルトムントが囲うので五輪に
出られないだろう、という予測をしていますが。
 
仮に出場OKとなったら、チームの組み方は相当
変えてよくなります。それだけの資質を持つ、
エースプレイヤーです。
 
なんといっても攻撃の速さがアップする、そして
香川へのマークが相当キツくなる分、他の選手に
スペースが出来る、この2点のメリットが絶大。
 
デメリットは、メンバーに入った場合、とにかく
使い続ける以外に勝機がない、ということぐらい。
まあ、呼ぶなら命運を香川に託せ、ってな感じで。
 
オーバーエイジは、勝ちに行く為の補強で考えて
みましょうか。
1人目…中村憲剛(MF、川崎)
 香川にマークがつくなら、一列後で優秀なゲーム
 メーカーが、自由にボールを持てる。で、沢山の
 チャンスを生み出すことでしょう。
2人目…佐藤寿人(FW、広島)
 こうなると、前線に優秀なゴールゲッターが欲しく
 なるのです。ゴール前での仕事と、労を惜しまぬ
 前線からのプレスを期待。
3人目…駒野友一(DF、磐田)
 左サイドバックに起用。陣容に代表経験者が
 多ければ、活かし活かされる関係を最も築いて
 きた駒野が、最も計算できる選択だと思います。
 
で、18人はこういう感じ。
GK 権田、安藤
DF 鈴木、濱田、酒井宏、山村、駒野、酒井高
MF 香川、山口、扇原、中村憲、清武、東
FW 永井、佐藤寿、宮市、大迫
 
スタメンはというと。
GK 権田
DF 鈴木、濱田、酒井宏、駒野
MF 山口、中村憲、清武、宮市、香川
FW 佐藤寿
 
一貫して宮市については選出&スタメン起用を
主張しております。チームにフィットするか
どうか読めないところですが、そうはいっても
あのスピードは魅力で、正確なキックもある
点も踏まえ、積極的に使って欲しい人材です。

見方を変える

昨日の続き。
 
選手にとっての貴重な経験の場、として五輪を位置
づけて、それを最大限に尊重するならば、昨日の
案が一番いいと思います。
 
もうちょっと勝負にこだわる方向で考えるとすると、
選考はちょっと変わる。なぜなら、相手が強いから。
 
繰り返しになるけど、今回のU−23は強い代表とは
思っていません。将来性は感じるけれど、現時点では
微妙…な人材が多いため、劣勢の場面が多くなる事が
想定されます。特にアフリカ勢と当たった場合には、
スピードとか跳躍力とか、単純な力でゴリ押される
可能性が強いし、南米のテクニックで翻弄されちゃう
姿も想像できてしまうのが悲しいところ。
 
ということで、守備力の向上、および少ない攻撃機
点が取れそうな布陣、というのがコンセプトです。
 
相変わらず、香川はドルトムント様に出して貰えない
想定でいってみましょう。
 
オーバーエイジはこの3名。
1人目…林卓人(GK、仙台)
 そりゃあもう、昨年の最少失点クラブのGKを陣容に
 加えて守らせるのが、手っ取り早い補強でしょう。
2人目…阿部勇樹(MF、浦和)
 南アフリカでのタスクよりも、少しだけ攻撃への配慮
 強めでやってもらえば、適任かと。遠藤待望論が巷では
 強いけど、守勢に効く阿部の選出を推したいです。
3人目…ハーフナー・マイク(FW、フィテッセ
 攻撃の機会が少ないうえに、精度の低いロングパスが
 増えそうなので、そんなボールでもチャンスに結び
 つけられそうな人材に、ワントップを任せましょう。
 
そんでもって、オーバーエイジ以外の人材も、少しずつ
顔ぶれ変更。個人の力重視な感じ。
 
GK 林、権田
DF 濱田、鈴木、酒井宏、酒井高、山村、比嘉
MF 清武、山口、阿部、扇原、宇佐美、柴崎
FW 永井、宮市、ハーフナー、大迫
 
この18人で、スタメンをこう組む。
 
GK 林
DF 濱田、鈴木、酒井宏、酒井高
MF 山口、阿部、清武、宮市、宇佐美
FW ハーフナー
 
2列目には自力で勝負できる選手を基本的に置いて、
サイドを破りクロスをハーフナーめがけ飛ばす、
という考え方ですね。阿部+山口で組むボランチは、
相手の脅威をある程度減らせるはずです。サイド
バックは当たり重視でW酒井を使いたい。永井は
やっぱりスーパーサブが適任ですかねえ。
 
また、ここで柴崎を入れているのは、いわゆる
南アフリカ型のフォーメーションに変更する時用。
柴崎を入れて3ボランチ、で、宇佐美を外す。
力量差が相当ありそうな場合、この布陣の方が
現実的かも。
 
遠藤については…入ったら面白そうではありますが、
フル代表でのパフォーマンスに影響してほしくない
(というか、ここでケガでもされたらフル代表が
非常にマズイ)という理由で、選出には基本的に
反対のスタンスです。もう32だし、試合数は極力
抑えて、パフォーマンスを維持してほしいですね。

U-23代表、ロンドンへ

まあ、結果オーライな感じで、男子サッカーも五輪で
戦えることになりましたね。
 
いまのところは、好チームだったとはいえ、シリアに
負けちゃう程度の地力しかないので、「勉強させて
もらいに行く」立場でしかないかなと思います。
間違っても、「金メダルを狙います」などという
コメントを誰かが発しても真に受けられるような
チームじゃないなあ。
 
しかし、これは悪い意味で言ってるわけじゃない。
成長はしているので。その伸びしろ自体はおおいに
ありそうなので。普通に楽しみではあります。
 
とくにボランチの2人、山口と扇原はいい感じです。
最終予選前は、山村がこのポジションに居て、押しも
押されぬ中心、という位置づけでしたが、予選を終え
序列が完全に覆っています。山村はケガなどもあって
フルパワーではなさそうですが、むしろJリーグで
しっかり揉まれた山口&扇原に比べ、大学サッカーが
これまでの主戦場だったことが、一要因になったかも
しれません。
 
やはり、プロのフットボーラーたるもの、試合に出て
戦う事で、技を磨き力を高めるものなんだなと、強く
認識しました。海外組の香川、宮市、宇佐美、大津らが
参加できるか微妙ですが、今予選を戦い抜いた選手に
できるだけピッチに立つ機会を与えてほしいところ。
なので、オーバーエイジの使いどころは慎重に。
監督と若手の間を繋ぐ大ベテランを1名入れ、純然たる
戦力アップに残り2名を加える(出来れば若手で)案を
検討してもらいたいですね。
 
現時点で、誰がオーバーエイジで入るべきかな、とか
考えてみたんですが、こんな感じ。
 
1人目…田中順也(FW、柏)
 永井はスーパーサブで確定でしょう。ということは
 スタメンで出るべき、前線の柱を用意すべきかなと。
 大迫がリーグで結果を出せなければ、パワフルな
 左足を持つ田中にこそ、世界で戦う機会を与えたい。
2人目…伊野波雅彦(DF、神戸)
 若手というにはちと厳しい27歳だけど、守備的な位置
 どこでも使える便利さは、メンバー数が限られる五輪
 代表では貴重。最終的に左SBに置ければ良い補強。

3人目…川口能活(GK、磐田)
 ベテラン枠。要は南アフリカで担ってた役割ですね。
 (もちろん権田が安定しないなら、出場すればよい)
 どのみち引退後は指導者になるだろうから、今のうち
 こういう裏方的経験を、どんどんすればよいと思う。
 
そんで、陣営18名の選考するとなればこんな感じ。
(香川については、ドルトムントが出してくれない
ものと想定)
 
GK 権田、川口
DF 濱田、鈴木、比嘉、酒井宏、山村、伊野波
MF 山口、東、扇原、清武、原口、山田直、大津
FW 永井、田中、宮市
 
オーバーエイジ不採用なら、安藤、宇佐美、大迫、
酒井高徳、山崎あたりが入ることになるかと。
 
で、スタメンは。
 
GK 権田
DF 濱田、鈴木、酒井宏、伊野波
MF 山口、扇原、東、大津、清武
FW 田中
 
さて、夏までに動向はどう変わっているのやら。
成長を遂げ、レギュラー争いに割って入ってくる
選手の登場を期待したいところです。

最終予選組み合わせ

グループA
 韓国、イラン、ウズベキスタンカタールレバノン
 
グループB
 オーストラリア、日本、イラク、ヨルダン、オマーン
 
えらくクジ運がよかった感じがします。
ウズベクイラクならウズベクは避けたかったし、
カタールとヨルダンなら、カタールとはやりたくない。
この2ポッドでだいぶ楽なドローになったなあ。
オーストラリアも若い世代に勢いが足らぬ近況だし。
 
油断は禁物だが、ザックは手堅く出場権確保を優先した
戦いをするものと思われますから、まあ大丈夫でしょう。
イタリア的なメソッドをあらかじめ選手に浸透させ、
いざとなったら凡戦スコアレスドローでも勝ち点を拾い
帳尻を合わせる、そんな感じになりそう。
 
ザッケローニは既に、「日本代表監督をやる」という
賭けには勝っている身です。アジアカップを勝ち取った
時点で、FIFAの歴史に名を連ねたわけですから。あとは
最低限の仕事、つまり本大会出場さえしてしまえば、
今後もよい仕事を得られることでしょう。
(もっとも、彼が今も「インテルの監督」へ野心を持って
いるならば、それを叶えるためにはワールドカップ本大会
での高成績も必要です。)
 
主な懸念は一点。香川と本田の共存方法に、まだ確かな
結論が出ていないことです。本田のケガが長引いたため、
先送りされていますが、早めに片を付けたい問題ですね。

狭い心

たまにはマックでも、とか思って行った。

次、自分の番だと思ったら主婦っぽい人に割り込まれた。

15秒ぐらいその場でうろたえた後、注文せず店を出た。

んー。

こういうのはお互いにおとなげないとは感じる。
しかし。

一年そこいらで、「被災地」の住民のモラルはこうなるものか、
という気持ちにさせられるのは辛抱ならんのですよ。

3月ですね

だから何だということもなく。
 
そういえば先日、ついに花粉症デビューかと
思ったら気のせいでした。
ただの寝不足+軽い風邪。
 
なかなかここに書くようなこともない昨今。
春になったら○○しよう!というのはいくつか
ありますが、そろそろ行動できるかなとか
思うたびごとに、今年はガッツリ雪が降って
くるような気がします。

口内炎ひどい

一度に2箇所できてると余計につらいよね。
 
さて、口内炎もバンバン出来てしまう心労絶えない
時期でございます。
自分の生活は変わらないけれど、自分の語り掛ける
相手は、あともうせいぜい1ヶ月後には、あたらしい
生活、あたらしい出会いの場を迎えるわけですよ。
 
しかし、仙台に居ついてかれこれ17年、な俺が、
あたらしい場所へ行くことの価値を語ったりする、
というのは若干シュールな気もします。
 
いまの生き方を踏まえたうえで、ほかの生き方を
選んだ場合とか、気になってしまいますね。最近は
「もし親父が余計なことを言わず、俺がすんなり
理系高校生になっていたら」という想像をしました。
明らかにオタク気質が増量し、かつ社会への適応力が
乏しくなっていたんだろうなあ。
 
あと、院まで進んだらその分奨学金借用額が増え、
社会に出てから背負う借金が増えて、余計に性格が
捻じ曲がったのではないかという気もします。
 
ということで、理系で何を為せるか、以前の面で
既に「文系で正解だった」と言わざるを得ません。