見方を変える

昨日の続き。
 
選手にとっての貴重な経験の場、として五輪を位置
づけて、それを最大限に尊重するならば、昨日の
案が一番いいと思います。
 
もうちょっと勝負にこだわる方向で考えるとすると、
選考はちょっと変わる。なぜなら、相手が強いから。
 
繰り返しになるけど、今回のU−23は強い代表とは
思っていません。将来性は感じるけれど、現時点では
微妙…な人材が多いため、劣勢の場面が多くなる事が
想定されます。特にアフリカ勢と当たった場合には、
スピードとか跳躍力とか、単純な力でゴリ押される
可能性が強いし、南米のテクニックで翻弄されちゃう
姿も想像できてしまうのが悲しいところ。
 
ということで、守備力の向上、および少ない攻撃機
点が取れそうな布陣、というのがコンセプトです。
 
相変わらず、香川はドルトムント様に出して貰えない
想定でいってみましょう。
 
オーバーエイジはこの3名。
1人目…林卓人(GK、仙台)
 そりゃあもう、昨年の最少失点クラブのGKを陣容に
 加えて守らせるのが、手っ取り早い補強でしょう。
2人目…阿部勇樹(MF、浦和)
 南アフリカでのタスクよりも、少しだけ攻撃への配慮
 強めでやってもらえば、適任かと。遠藤待望論が巷では
 強いけど、守勢に効く阿部の選出を推したいです。
3人目…ハーフナー・マイク(FW、フィテッセ
 攻撃の機会が少ないうえに、精度の低いロングパスが
 増えそうなので、そんなボールでもチャンスに結び
 つけられそうな人材に、ワントップを任せましょう。
 
そんでもって、オーバーエイジ以外の人材も、少しずつ
顔ぶれ変更。個人の力重視な感じ。
 
GK 林、権田
DF 濱田、鈴木、酒井宏、酒井高、山村、比嘉
MF 清武、山口、阿部、扇原、宇佐美、柴崎
FW 永井、宮市、ハーフナー、大迫
 
この18人で、スタメンをこう組む。
 
GK 林
DF 濱田、鈴木、酒井宏、酒井高
MF 山口、阿部、清武、宮市、宇佐美
FW ハーフナー
 
2列目には自力で勝負できる選手を基本的に置いて、
サイドを破りクロスをハーフナーめがけ飛ばす、
という考え方ですね。阿部+山口で組むボランチは、
相手の脅威をある程度減らせるはずです。サイド
バックは当たり重視でW酒井を使いたい。永井は
やっぱりスーパーサブが適任ですかねえ。
 
また、ここで柴崎を入れているのは、いわゆる
南アフリカ型のフォーメーションに変更する時用。
柴崎を入れて3ボランチ、で、宇佐美を外す。
力量差が相当ありそうな場合、この布陣の方が
現実的かも。
 
遠藤については…入ったら面白そうではありますが、
フル代表でのパフォーマンスに影響してほしくない
(というか、ここでケガでもされたらフル代表が
非常にマズイ)という理由で、選出には基本的に
反対のスタンスです。もう32だし、試合数は極力
抑えて、パフォーマンスを維持してほしいですね。