U-23代表、ロンドンへ

まあ、結果オーライな感じで、男子サッカーも五輪で
戦えることになりましたね。
 
いまのところは、好チームだったとはいえ、シリアに
負けちゃう程度の地力しかないので、「勉強させて
もらいに行く」立場でしかないかなと思います。
間違っても、「金メダルを狙います」などという
コメントを誰かが発しても真に受けられるような
チームじゃないなあ。
 
しかし、これは悪い意味で言ってるわけじゃない。
成長はしているので。その伸びしろ自体はおおいに
ありそうなので。普通に楽しみではあります。
 
とくにボランチの2人、山口と扇原はいい感じです。
最終予選前は、山村がこのポジションに居て、押しも
押されぬ中心、という位置づけでしたが、予選を終え
序列が完全に覆っています。山村はケガなどもあって
フルパワーではなさそうですが、むしろJリーグで
しっかり揉まれた山口&扇原に比べ、大学サッカーが
これまでの主戦場だったことが、一要因になったかも
しれません。
 
やはり、プロのフットボーラーたるもの、試合に出て
戦う事で、技を磨き力を高めるものなんだなと、強く
認識しました。海外組の香川、宮市、宇佐美、大津らが
参加できるか微妙ですが、今予選を戦い抜いた選手に
できるだけピッチに立つ機会を与えてほしいところ。
なので、オーバーエイジの使いどころは慎重に。
監督と若手の間を繋ぐ大ベテランを1名入れ、純然たる
戦力アップに残り2名を加える(出来れば若手で)案を
検討してもらいたいですね。
 
現時点で、誰がオーバーエイジで入るべきかな、とか
考えてみたんですが、こんな感じ。
 
1人目…田中順也(FW、柏)
 永井はスーパーサブで確定でしょう。ということは
 スタメンで出るべき、前線の柱を用意すべきかなと。
 大迫がリーグで結果を出せなければ、パワフルな
 左足を持つ田中にこそ、世界で戦う機会を与えたい。
2人目…伊野波雅彦(DF、神戸)
 若手というにはちと厳しい27歳だけど、守備的な位置
 どこでも使える便利さは、メンバー数が限られる五輪
 代表では貴重。最終的に左SBに置ければ良い補強。

3人目…川口能活(GK、磐田)
 ベテラン枠。要は南アフリカで担ってた役割ですね。
 (もちろん権田が安定しないなら、出場すればよい)
 どのみち引退後は指導者になるだろうから、今のうち
 こういう裏方的経験を、どんどんすればよいと思う。
 
そんで、陣営18名の選考するとなればこんな感じ。
(香川については、ドルトムントが出してくれない
ものと想定)
 
GK 権田、川口
DF 濱田、鈴木、比嘉、酒井宏、山村、伊野波
MF 山口、東、扇原、清武、原口、山田直、大津
FW 永井、田中、宮市
 
オーバーエイジ不採用なら、安藤、宇佐美、大迫、
酒井高徳、山崎あたりが入ることになるかと。
 
で、スタメンは。
 
GK 権田
DF 濱田、鈴木、酒井宏、伊野波
MF 山口、扇原、東、大津、清武
FW 田中
 
さて、夏までに動向はどう変わっているのやら。
成長を遂げ、レギュラー争いに割って入ってくる
選手の登場を期待したいところです。