リバプール3-3(PK3−2)ACミラン

いや、前半終了で寝なくて良かった。いいもん見た。
感動の嵐だ。伝説に値する試合だ。ジェラードは神だ。
ミランも悪かったわけじゃあない。フルシーズン戦い
ぬいてなおタフで隙のないチームだった。しかし
21年間の渇望を相手にして、最後の最後で気押されて
しまったのかも知れない。
 
しかし、一芸秀でることの重要性ってのは何処でも
語られるけれど、サッカーでも同じですね。選手交代
した後半のリバプールは、中盤がX・アロンソ、ハマン、
ジェラード、スミチェル、リーセ。世界でも名うての
ミドル砲がズラリと並べられたことで、少なからず
ミランは正面を警戒せざるを得なくなったでしょう。
そうしてサイドを深く破り、反撃の狼煙をあげた。
慌てたミランが立て直す間隙を突き、こんどは狙い
どおりのミドルシュートで1点差。尻に火がつき
テンポを落としにかかった所をこんどは中央突破で
PKゲットで同点。ここの流れにはシビれるものが
ありました。もっと漠然と、「とりあえず守備」
みたいなサッカーをやっているとばかり思ったら、
こういう芸当も出来るなんて。世界各地でリバプール
ファン増えたんじゃないかな。来シーズンのプレミアで
どんな戦いを見せるのか、今から楽しみです。