ナイジェリア2-1日本

なんだろうね。
  
こんな結果になる前に回避できる手段は
いくらでもあったはずなのにね。
   
「結果として」グループリーグ敗退ってのは
別にいいんだ。まだそういう実力のナショナル
チームだから。だけど、いうなればこのチームは
いろんな手枷やら足枷やらをはめられていた
ような感覚。
  
フォーメーションってのは試合するうえで
二の次だとしてもだ、この布陣で何をする
つもりだったんだろう。得点がとれないって
わかっているなら、守りに徹するか、兎に角
2トップを組んでシュートチャンスを少しでも
作るか、どっちかじゃないのかな。
   
で、このチームでもし前者を選択したとする。
攻撃は我慢して、運動量をひたすら費やし、
自陣スペースを埋め尽くす戦略になるだろう。
でもそれって、12年前に西野さんがやった
ことと、まるで違わない。3−6−1なんて
無茶な布陣まで組んで勝負を挑んだアトランタ
そんな風に腹を括ることもできず、ものすごく
半端な印象だけが残った。ぶっちゃけ、見てて
心燃えるものがなかった。
  
個人の技量は高い。これは確実。谷口や西川、
森重は水準高いプレーヤーであることを疑う
余地はない。でもそれだけ。
   
うーん。
いろいろ言いたいけど、選手が悪いことより、
反町さんがいけてなかった部分の方が大きい。
監督という仕事はまだまだこれから長く
携わる仕事だろう。この挫折を糧にしなければ
俺達はあなたを許さない。