夢のない時代

などと夢のない人たちによって語られる
このご時世に、割とそれでも夢を熱く
語ったり実践できる場があることを感謝。
  
だけどその分、自分に費やす時間は減る。
人によってはそのことを指差し、いまの
俺の生活を無茶だとか仰ってみたりする。
  
うーん。余計なお世話だね。そういうの、
言えば言うほど夢が減っていくみたいだ。
  
そういえば、夢という言葉じたい嫌いだ、
とか呟いたアイツも居たなあ。あれは多分、
夢という言葉を安っぽく使われたくなくて
精一杯の強がりで、アイツはあんな風に
言ったんだろうな。でなきゃ辻褄合わない。
  
うまく夢を描けない少年だった自分を今
かえりみれば、この現在の状況は悪くない
部類に入ると思う。岩手の山の中で世間を
知らず育ってきたこと、ある意味のハンデ、
それを加味すれば、いい線行ってるような。
  
もっと重要な事を言えば、こんな俺でも、
こんな俺の人生でも、見る人によっては、
憧れる部分が存在しはじめていること。
これは俺にとってかなり重要な変化で、
これからはそういうのに向き合う姿勢も
必要になるわけだ。
  
うぬぼれない程度にプライドを持った行動、
さて、自分にちゃんとできるかどうか。