マンチェスター・ユナイテッド1−1(PK6-5)チェルシー

ぶっちゃけ半分以上寝てたですが感想。
  
90分の中で生まれた2つのゴールはいずれもチェルシー
エッシェン絡み。ロナウドのマークを豪快に外し先制点を
献上した責任は大きいが、以降はひたすらシュートを
撃ちまくってチームを牽引してた。チェルシーが優勢に
試合を進められたのはこの要素が大きい。
  
ディフェンスもチェルシーの良さが目立った。あれぐらい
プレーエリアが狭いと、ロナウドがピッチに立つメリットは
限りなく小さい。にもかかわらず即時的にストライカーへと
成り代わりクロスをヘディングで叩き込むのがロナウド
恐ろしいところ。こんなウインガー他に知らない。
  
PK戦直前にレッドカードを貰ったドログバ。キッカーと
してきっちり一本叩き込むまでが仕事だったはずなのに。
この失策は高くついた。ここまでチームを大いに支えた
貢献は計り知れないものの、この試合ではその期待値を
満たした出来とはいえなかった。来期は何処でプレー
するのかは分からないが、この試合で負った汚名は一年
かけて返し、この舞台に戻ってきてほしい。
  
テヴェスが物凄く充実感を漂わせているのが好感。正直
こんな風にフィットすると思ってなかった。前線で
プレスを掛ける姿は味方に勇気を与える。もしかしたら
ロナウド並みかそれ以上に、広く愛される、記録よりも
記憶に残るプレイヤーになるのでは。
  
ファン・デル・サールはそろそろ年齢かもしれない。
PKはあと2本止められたはず。それぐらい普通にやってた
選手だ。相手のチェフが美技を連発していただけに、
余計に差異として感じてしまう。後継者の確保含め
来期のファーガソン監督もGKは悩ましいところだろう。
  
ユナイテッドは若手多いし、順調なら来期も優勝争い
するんじゃないかな。チェルシーは知らん。