あぐり

残念だ、凄く残念だ。
 
ホンダ、トヨタのワークスが不振に喘ぐ状況、まして
カスタマーマシンのアグリに投資するジャパンマネーは
全く期待できないと分かっていたが、やはりどこの
IT長者にもF1のスポンサーは無理だったみたいだな。
純日本チームの看板を下ろしてドイツ資本に一縷の
望みを託したが、結果は物別れ。挑み続けた日々は
呆気なく終わる。
 
F1は新参者に厳しい世界、1シーズンもたずに消えた
チームも多いなか、ある意味で頑張ったとは思う。
でも、もっと強くなれたはず、と言わざるを得ない。
新チームとはいっても人材は経験者を揃え、開発は
意外とポテンシャル高く、ドライバーも実力あった。
金から出来たチームじゃなくて、ビジョンあるチーム
だった。
 
このチームが消えた罪は、筋違いを承知でホンダに
問い掛けたい。もう結構な時間、冴えないままだ。
誇り高い勝者の姿に、一刻も早く戻ってくれないか。