浦和0-1ミラン

ものすごい予定調和。
ある意味で黄金率とでもいうべき結末。
セリエのサッカーはこうでなくちゃ。
  
ってな感じだ。
冒頭の三行は浦和に対して今日与えてしかるべき
賛辞だろう。横浜で行われた試合だが、これを
そっくりそのまま、たとえばね、そうだなあ、
レッジーナミラン」とかに置き換えても全く
違和感が無い試合だ。本調子ではないものの
相手に攻撃させないことでペースを擁し続け、
前線のひらめきで決勝点を奪い90分を終える。
スポーツというにはあまりにも事務的な展開を
見せるこれこそがセリエを勝ち続ける秘訣だろう。
  
個人的には嫌いな4-3-2-1のフォーメーション、
だけどミランが何故こんなケッタイな布陣を
敷いているのかがよく分かった。こんなのから
浦和が点取るだなんてありえない。あるとしたら
ヂダがマイアミで11年前にやらかしたようなのを
期待するしかなかった。こんなのからどうやって
ボカが点取るのか、これは日本サッカー関係者は
気合入れて見届けて今後の参考にすべきだ。