遮断機

先週の話ですが。
   
帰社してて会社近くの踏み切りにさしかかった
時のことです。
電車が通りすぎ、前も流れた。ちょっと油断
していたのかも知れないけれど、俺がさしかかる
その瞬間に、キンコンカンコン鳴り出してしまった。
    
少し慌てたけど、前には十分なスペースが見えた。
遮断機が下りるまでには乗り越えられる。
そう思ったら。
   
前の車が空気を読めてないのか余裕かましてる。
踏み切りから出られない!
おおおおおおいいいいいいいいいいい!
     
そうこうしている間にキンコンカンコンが
激しい感じになって、男声で「危険です!
危険です!」とかかなり喧しい感じになって
すんごい切羽詰まってくる雰囲気に。歩道の
中学生たちの表情に緊張感が見てとれる。
     
まだ事態を察していない俺の前の車にいい加減
気がついてもらうためにクラクションを2回
鳴らす。ようやく望んだ5mを手に入れた。
しかし、その瞬間既に遮断機が下りてきて
いたのでありました。
    
パシーン!と割と良い音で社用車のスターレット
遮断機がメン一本食らわせました。
取り残された状態よりもメンを喰らったことの
ほうが正直焦った。社用車に傷ついちゃったか?
これって自腹なのか?
    
さいわい遮断機で痕はつかず、事なきを得ました。
いやー焦った焦った。
    
トリビア的にまとめると。
「踏切に取り残されると、かなり切羽詰った
警報に切り替わる」
「遮断機に叩かれても、車に傷はつかない」
ということで。