テレビのお話

Tajima兄さんの日記。
http://www.tazi-k.net/daybook/2006051.html
  
デジタル放送スタート&アナログ終了、という
機械に疎い一般人をパニックに陥れる変革が
目下進んでますが、俺が常々思っていたのは
二言目に「いままでのテレビが使えなくなる」
というのは乱暴に過ぎるだろうと。そこらへんを
作り手とか売り手が説明するべきだよな、と
感じていました。
  
兄さんの説明はだいぶ分かり易いですが、ここで
実生活に残される問題を改めて羅列しときましょう。
1.デジタルチューナの用意…内蔵テレビまたは
   内蔵ビデオまたは外付チューナがないと、
   2011年以降は放送が見られなくなる。
2.録画ができなくなる…従来のビデオでは基本的に
   デジタル放送は録画できない(例外あり)。
3.乗り換えれば乗り換えたで従来品はお金を
   出して業者に引き取って貰わねばならない。
   もしくは「過去の映像を再生するためだけの
   機械」として家に置いておかねばならない。
   
こう並べてみると、いくら「5年以内に」などと
いっても少々しんどい話だなーと。金ないし俺(笑)。
     
逆に考えると、ある意味2011年かそれ以降、生活に
テレビを必要としない人が一気に増えるのでは。
ネット環境で代用が効く、と考える人は、ここから
5年で更に増えるのでは。消費者に満足に説明が
できない人々が、「そのテレビ見られなくなります!」
なんて説明をしてる限りは、あっさりソッポ向かれて
途方に暮れる、そんな覚悟が必要かも知れませんね。