寝正月しつつ

天皇杯と箱根だけはしっかり見てます。
  
浦和はようやく1タイトル確保ですね。
リーグの制覇をG大阪に譲ったものの
2位に食い込んだ2005シーズンを締める
形としては上々でしょう。戦力を整えて
毎シーズン優勝を競える立場にある
数少ないチームだけに、取れるものは
いつでも取りたい、その点では最低限
果たしたものはあるかなと。このカップ
後々に与えるものは少なくないだろう。
次のシーズンではマリッチが抜け、
ワシントンが入る。エメルソン以来、
決め手になるストライカーを確保し続け
られている点は見逃せない。G大阪の
アラウージョエスパルスではパッと
しなかったが化けた、ワシントンほどの
タレントが2シーズン目ともなれば、
かなりの信頼感を寄せて良い筈だ。
結果も出し補強も進んだ、若手も細貝と
赤星をウェイトの高い使い方をして
育てる意志を明確に感じさせた。いまの
ところ、迎えるシーズンに万全の準備を
しているのは、どこよりも浦和だろう。
  
だとすれば、小野を獲る意図ってのは
なんなんだろう。かつてのスターを
買い戻すことより、第二の小野を欧州に
送り出すぐらいの心意気がクラブに
なければ、逆にその弱気でタイトルを
逃すような気がしてならない。