浦和1‐1G大阪

正直、浦和は去年のほうがスケール感があったな。
今日はアルパイもネネも居なかったから、そのせいも
あるが、どうも全体的に軽い。
失点シーンではボサっと突っ立ってるだけだった
のが象徴的だった鈴木をはじめとして、相手を
焦らせたりいらつかせたりするような粘っこさが見えない。
その中で手くせ足くせの悪いアルパイが居ると、確かに
目立つんだろうなあ(笑)。例としては極端に過ぎるが、
それでも浦和の若手はアルパイに見習うべき点は
あるでしょう。ブッフバルト監督現役時代はクリーン
ディフェンスの人だったから、この手のことを教えるには
あんまり向いてないだろうしな。
 
G大阪は後半面白いサッカーをしてたな。前にいる
大黒・吉原、中盤の二川・遠藤あたりも、体格のなさを
補う出足の速さが印象的で良かった。中盤を組み立てる
役目が二人のブラジリアンなので、豊富なアイデア
さることながら、よどみなくボールを前に運んで
いくから、左で右で中央で、どこにでも勝負どころが
産まれる。大黒が見事に抑えられていたので
結果としては1点止まりだが、今後は期待できそう。
 
浦和の長谷部はもうちょっとドリブルが巧くなって
もうちょっとゴール前になだれこんでいく動きに
磨きをかけてもうちょっとシュート力がついたなら、
トッティ(2列目仕様)みたいになるかも知れないと
少し思った。田中達也より海外は近いだろうな。